帰ってきた関東の第6回定例会 †概要 †
参加方法 † 参加希望の方は、ジム部<lifo.club [at] gmail.com>またはLifo-MLまでご連絡ください。定例会は当日参加もOKです。懇親会はコース予約のためご相談させてください。([at]->@におきかえてください) 初めてのもしくは久しぶりの日曜開催です。どうぞお気軽にご参加ください。 *USTREAMとtwitterにて中継予定。 参加者 †有賀、有元、岡野、澁田、坂井、佐山、竹林、平山、藤澤、藤田、村上、村田、吉田(恒田)、渡辺(ま)、渡辺(ゆ)、横田、長屋 発表内容 †14:15-14:35 1. いつでも気軽に立ち寄れる図書館を目指して 藤田方江(那珂市立図書館) 14:35-15:10 15:10-16:00 読書とウイスキーの共通点と相乗効果を利用した「バー読」(バーでウイスキーを飲みながら本を読む)スタイル提案の活動についてご紹介。本をきっかけにしたウイスキー体験誘導の試みについて企画の「背景」と実施までの「壁」と得られた効果の「鍵」となったトピックスを実際のエピソードやグッズを交えながらお話した。本という「媒体」を通してモノであるウイスキーに様々なアプローチが可能であると実感。 これから描く理想の「未来」は「バー読」という言葉を一般的にしたいという夢。質疑応答では、図書館で「大人の読書サービス」に活用できるというアイデアもいただいた。
16:15-17:10 参加者による感想 †「Lifo the Variety」 東京のLifo定例会に初めて参加させていただきました。晴れて気温の上がった5月9日。駅から少し離れている会場の美術館までの道のりを、いまが1年でいちばん良い季節だなあと実感しながら歩きます。海にほど近い現代美術館は開放的な立地で、近付くにつれ、足元の影も自然と軽やかになっていく。これからここでどんなことが起こるのでしょうか。楽しみです。 エントランスを抜けてすぐの階段を下り、中庭前のひんやりした通路の奥にあるきれいな研修室が会場です。中はすでににぎやか。入ったら、ジム部の佐山さんが渡してくれたかわいい名札シールを服にぺたっと貼りました。なんだかうれしい。 正面のスクリーンをコの字に囲んで座ったら、定例会はスタート。はじめに長屋さんから簡単な主旨の説明がありました。いわく、会のメリットとしては、
という3点を、特にわりと若い人向けに良い機会では、と考えているそうです。そして、今後はジム部の主催だけでなく、どんどんみなさんで定例会をやってほしい、という言葉が印象的でした。Lifoの「ジム部」は誰かにお墨付きを与えたり、何かを指導したりするようなところではなさそうです。むしろ、Lifoでなにかをしたい人みんなのパートナー、といったところでしょうか。 さて、いよいよ発表に移ります。今回は藤田さんによる公共図書館の事例、藤澤さんによる企業の取り組み、渡辺さんによるコンソーシアム国際会議報告と三者三様だったのですが、いずれもとても充実した内容で、全体として、図書館とその周囲の世界の広がりを感じさせるようなものになっていました。Lifoのもつ多様性が、非常にうまく発揮された会だったように思います。 細かい報告は他に譲りますが、なによりおどろいたのは、それぞれの発表にたいへん活発な質疑が寄せられたことでした。まるで華麗なパス回しのように言葉が行き来して、みんな聞きたいことがたくさんあるのだなあと思いながら、ぼくは途中でメモを取るのをあきらめてしまいました。いろいろな場所で活動する人たちが、普段とは少し違った人と会い、少し違った話を聞く。そのことが刺激として作用したという証拠が、ここによく表れていたのではないでしょうか。 個人的にも、ICタグに生まれて初めて触ったり、ウイスキーが生まれて初めて美味しそうに見えたり、シカゴの会議がとにかく食べっぱなしだったと聞いてやっぱり会議室が飲食禁止なんてポイズン、などと思ったりと、どうでもいいこともふくめ、発見の多い日となりました。 また発表の合間の休憩時間は、名刺の交換などコミュニケーションに当てられました。かわいいしおりがたくさんあったり、とてもインスタントとは思えないスターバックスのインスタントコーヒーがふるまわれたりと、楽しげな空間が広がって、つい時間も押し気味になってしまいます。 あ、あのブログの人だ、とか、メールマガジンで見た人だ、とか、そういう自分の認識の仕方に愕然としないこともありませんが、はたまた自分ととても近い仕事をされている方とたまたま出会えたり、一方では、まったく異なった境遇の方と話せたりする。それらのひとつひとつが価値のあることだったと、会を振り返ってみて感じるのでした。 話のつきないまま時間が来て、定例会は終了。今度は懇親会へと向かいます。佐山さんセレクトの「ヴェルサイユの豚」、行ったことはありませんが、名前からしてナイスチョイスとしか言いようがない。 (竹林) |