ARGカフェに参加して思ったこと

第3回ARGカフェ・フェスト@京都国際交流会館(09/02/21)に参加したメンバーがブログがわりにこちらへ参加記としてブログ風に記しました。3/1-9までサーバが停止していたため、日の目を見るのも遅くなりました。ARGカフェ参加記ラストでしょうか。

名前は名字の母音を取り除いたものになっています。例えば、nagaya->ngyといった風に。

母音が多い方は何が何だか分からない感じ(Ex. asou->s)になってしまいますが、ご想像にお任せします。「あの人かなあ」と想像してお楽しみください。

第三回ARGカフェ&フェスト@京都に参加して by sd

第三回ARGカフェ&フェスト@京都に参加してきました。

5分×12人のお話でしたが、それ以上の充実感がありました。
5分で話すという難しさやプレゼンのコツ(?)のようなのも勉強になり、人前で話すときの参考にもなりそうです。

全体の印象は、文系のお話が多かったように思います。
自然科学系の電子化、情報化はある程度完成して、次は人文・社会科学系だ…ということなのかなと思います。

発表後の質問時間の中で、「図書館の人は情報系の学会や集まりにあまり出てこない、
もっと出てきてもいいのではないか」というお話がありました。
私自身も無関係ではいられないのに、苦手意識を持っていたので、ドキッとしました。

次回、開催されるときは今回よりもたくさんの人数で参加できたらと思います。

岡本さんをはじめ、開催にかかわった方々、ありがとうございました。

第3回ARGカフェ&フェスト@京都に行ってきました! by wasami

2/21に、第3回ARGカフェ&フェスト@京都に行ってきました!
第3回ARGカフェ&ARGフェストでは、以下の12名の方が、登壇されました。

1.當山日出夫氏 (立命館大学GCOE(DH-JAC))
「学生にWikipediaを教える−知の流動性と安定性」
 Wikipediaがなぜ、危険なのか。(善悪は別にして。)
 一日のうちであれほど書き換わるという現実を初めて知り、色々考えさせられました。

2.小橋昭彦氏 (今日の雑学/NPO法人情報社会生活研究所)
  「情報社会の“知恵”について」
 データ→情報→知識→“知恵”までの四段活用。
 知ってしまったからには、今後は言葉の重みを知って、使わなければ。
 さすが、京都。和服の似合う素敵な紳士でした。

3.小篠景子氏 (国立国会図書館)
  「「中の人」の語るレファレンス協同データベース」
 私の中でのNo.1。
 芸人風(本人がおっしゃってました。)紙芝居型プレゼンテーションにやられました。
 別にPower Pointを駆使しなくても、素敵な訴え方はできるんだな。と勇気が湧きました。

4.三浦麻子氏 (神戸学院大学)
  「社会心理学者として、ブロガーとして」
 確かに、他の分野に比べると社会心理学系の電子公開は進んでない気がしますね。
 でも、そこには、あっと驚く秘密が隠されていたなんて。
 (ソフト会社を悪者にする人、いるんですね。ちょっとびっくりです。)

5.谷合佳代子氏 (大阪産業労働資料館 エル・ライブラリー)
  「エル・ライブラリー開館4ヶ月−新しい図書管理システムとブログによる資料紹介」

 同じ浪花人として、谷合氏の頑張り話に、胸がいっぱいになりました。
 教えて頂いた展示には、ぜひ見学に行きたいと思います。

6.村上浩介氏 (国立国会図書館)
  「テレビからネットへ」
 クイズに正解できなかったのは残念でしたが、面白い切り口から入って印象的でした。
 そのTV番組をライブで見ていなかったことも、「図書館ネコ デューイ」を読んでないままお話を聞くことになったことも、心残りでなりません。

7.後藤真氏 (花園大学)
  「人文「知」の蓄積と共有−歴史学・史料学の場合」
 歴史的資料を扱う&活用するための難しさについて語っておられました。
 使う側としては、積極的なアーカイブは有難いのですがそういうものでもないんですね。
 あと、オーディエンスの方から出た、「どうせするなら、ケチらずに。」
 大事な名言です。

8.福島幸宏氏 (京都府立総合資料館)
  「ある公文書館職員の憂鬱」
 公文書館出身の上司の顔を思い出しつつ、話を聞いてました。
 公文書館が図書館ではないこと、公文書館に勤める為に必要な資質など、
 知らないことばかりで、勉強になりました。

9.中村聡史氏 (京都大学)
  「検索ランキングをユーザの手に取り戻す」
 次世代型検索エンジン、Rerank.jp
 色々な使い方ができるようなので、ぜひ活用したいです。

10.岡島昭浩氏 (大阪大学)
  「うわづら文庫がめざすもの−資料の顕在化と連関」
 テキスト形式の「青空文庫」、画像形式の「うわづら文庫」は、似て非なるものですね。
 【そのままの形で残す】ことの重要性について学びました。

11.嵯峨園子氏 (中京大学情報科学研究科/ソシオメディア)
  「ライブラリアンの応用力!」
 貴重な「DESIGN  IT!」を頂いて帰りました。広報活動に励みます。
 ライブラリアンの応用力に期待大。

12.東島仁氏 (京都大学大学院)
   「ウェブを介した研究者自身の情報発信に対する−「社会的な」しかし「明確でない」要請?」
 研究者からの情報発信。
 知らない人に知ってもらう。分かりやすく伝えるにはどうすればいいか。
 忘れないようにしたいです。

*ライトニングトークについて
 どの方も5分という時間を有効に活かし、 いかに興味を持ってもらうか。という事に対するエネルギーが溢れている感じがひしひしと伝わってきました。
 非常に面白かったです。

*フェストについて
 キャッシュオンデリバリー式により、より多くの方とお話しする機会に恵まれました。
 ギネスビールは美味しく、楽しい時間を過ごしました。
 3時間なんて、あっという間でした。
 Face to Faceの機会の重要性について、考えさせられました。
 色々な方とつながることで、ネット上の情報に対し、より身近に、もっと愛着を持つ事ができそうです。

 また、ある方からは、自分が関わっている事・関わりたい事を
 違った面から見る方法をご教示頂き、思わず、目からウロコが落ちました。

*第3回ARGカフェ&フェスト@京都に参加して
 今回の体験を通して、自分が知らない事、新しい世界の事をたくさん吸収することができました。
 最後になりましたが。素敵な会を演出して下さった、主宰者様、登壇者様、ボランティアスタッフの皆様に、多謝。

ARGカフェ&フェスト@京都の思い出 by mtmr

都ちょう寒いヨー!と思いながら参加してきました、ARGカフェ/フェスト@京都。
勝手が分からず右往左往しておりましたが、とても刺激的な一日でした。

12名の登壇者様のお話は、短いのにしっかり起承転結があって
今どんな問題があるのか、どんな課題を抱えているのか、とそれぞれに興味深く拝聴いたしました。
引き込まれたのは、他の方も仰っていますが小篠さんの紙芝居芸プレゼン(?)です。
アナログの力、恐るべし!すばらしい仕込みでした。
また、みなさま時間を目いっぱい使おうと早口でお話される中で、
嵯峨さんがゆっくりとお話される姿も印象的でした。
私はあのくらいのスピードのほうが聞きやすいのでありがたかったです。
ライブラリアンを研究対象にしていると聞いて、それだけで嬉しくなってしまいました。

全体としては、資料(?コンテンツ?人間も入るのかな?)そのものよりも、
それらのつながりが大切なんじゃないかーという話が多かったように思います。
点の集合ではなくて、点と点を結ぶ線も大事なんだよ!みたいな。
小橋さんのお話は、逆に点に注目したものだと自分なりに解釈しています。

イメージデータの組織化のお話も数件ありました。
たまたま重なったのか、それとも最近は画像の電子化とかDB化が流行りなんでしょうか。
(実は所属先でも画像DBがリニューアル公開されるのです)
どちらにしろ、卒研で画像のデータベース作ってみたいなあなんてチラッと思った身としては、
今後の動きが楽しみです。

肝に銘じておかないと!と思ったのは東島さんの
「専門用語を出来るだけわかりやすく」というお話。
テーマとは少々異なりますが、
図書館にいるとどうしても専門用語(業務用語)を使ってしまって
よく学生さんに???っていう顔をさせてしまいます。
これからも気をつけないといけない、と改めて思いました。

フェストのほうは、初めてギネスに挑むも3口で撃沈という目に遭いつつ
いろんな方とお話させていただきました。
大学の先輩がいらっしゃったり、友人の同期がいらっしゃったり、
狭いようで広いようでやっぱり狭い世間を痛感。
以前人から聞いた「間に3人挟むと人は繋がっている」というのは意外と本当なのかも。

ところで
岡本さんのご人徳でしょうか、みなさまそれぞれに大変濃いキャラクターをお持ちでした。笑
それにあてられたのか、はしゃぎすぎたのか、あるいは情報量の多さにパンクしたのか
翌日熱を出しながら外出したのであります。
ああ、これが知恵熱ってやつなんですね。。。

ここから新しい何かが生まれるんだと思えたことが、一番嬉しかったことです。
岡本さま、登壇者さま、参加されたみなさま、それから参加したLifoのみなさま。
ありがとうございました!

消えたkjさんをさがして by ngy

第1回はあちこちのブログで読んで「ああおもしろそうだなあ」と。

第2回は運良く参加、で、
適当にイスにかけていた上着がいつのまにか落ち
それをひろってくださったのが以前からお会いしたかったFさんだったり、
年上かなあと思っていたOtnさんが話しているうちに実は年下だったことが判明したり、
とにかくいろんな人に会え、
お酒に酔ってよし帰ろう、駅まで一緒にいきましょうと意気投合したkjさんと
歩いていたらいつの間にか一人だったりと最初から最後まで感慨深い一日でした。

第3回は京都、なのになぜか参加。
某シンポジウムに出張で参加となり、
第2回で知り合った主催者の方に「出張でシンポいきます!」
と伝えたらば「次の日、ARGカフェありますよ」とのこと。
そんなこんなで迎えたARGカフェ@京都。
盛り上がらないわけはないでしょう、ということはわかっているのに、
カフェでかえろうとか馬鹿なことをいっている自分。
いぜん一方的にお世話になったハーバードの方に会えたり、
第2回の時にいつのまにか姿を消したkjさんもいたいた、
あの人もこの人も。
で、ついついフェストまで参加。

学生時代にお世話になったオライリー本を翻訳した会社の人に
会えたり、たくさんの人に会えていつまでもずるずると。
いつまでたっても帰らないのでmtmrさんとwasamiさんが、
「もう帰った方がいいですよー」と教えにきてくれて、
電車に飛び乗ってbrk(○b○r○k○)に帰りました。


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Last-modified: 2017-12-29 (金) 12:15:39 (2303d)